寝違え | 汐入整骨院横須賀鍼灸院

寝違えとは

医学用語で急性疼痛性頸部拘縮といい、首周囲の靭帯や筋肉に負担がかかり痛めてしまうことを言います。
また、血管が収縮し血行不良や酸欠状態になり、炎症が起こるともあります。頸椎の運動制限を伴うことが多く、頭痛や背中の痛みが出ることもあります。
頸部の痛みが続くと、手のしびれや肩こりを伴う場合があります。そして、寝違えるたびに放置してしまうと寝違え癖がつくことがあります。

寝違えで特に多い原因は、不自然な姿勢で就寝することです。
通常、寝ているときに体勢が苦しくなったり、頸部に痛みや違和感を感じたときは目が覚めたり、無意識のうちに寝返りを打ちます。しかし寝ている場所が狭かったり、寝具との相性が合わなかったりする環境の問題、疲労や睡眠不足、泥酔状態で眠ってしまったり、日中の姿勢が悪かったりなどの身体的な問題により、寝返りが打てない状態になると寝違えが起きやすくなります。

また、ストレスや栄養バランスの乱れも寝違えの原因になることもあります。

首、背中のストレッチで筋肉の過緊張状態を解消できます。

背中のストレッチ

① 両腕を真上に伸ばします。
② 伸ばした腕をゆっくり下し、肘を曲げた状態（90度）になり、手が頭と平行な位置に来るまで下し止めます。
①、②を10回ずつ繰り返します。

ツボを押す

人差し指と中指の付け根にある落枕というツボを刺激するのも痛みを引かせる方法の一つです。

首を冷やさない

布団に入っていても首はでています。首が外気に触れ筋温が下がり硬くなって寝ちがいをおこすこともありますのでバスタオルのような大きいタオルを肩からはおり、外気に触れないようにすることも有益な対策となります。
プロ野球のピッチャーも同じ方法で肩口を冷やさないようにしてセルフケアをしています。

汐入整骨院横須賀鍼灸院では寝違えに対し、総合治療セットをおすすめしています。
患者様の症状によって、低周波、ハイヴォルテージ、微弱電流を用いた物理療法。手技治療や鍼灸治療も併せて施術いたしますので症状に合わせた治療を行うことが可能になります。

首のみでなく、肩や背中にも痛みや違和感を感じることありましたら、その個所の施術も行えますので気になる痛みも取り除くことができます。