鍼灸に関するQ&A
鍼は患部以外にも刺すのですか?
患部を治療するというのは、当然のことですが、東洋医学の場合は、必ずしも患部=治療部位となるわけではありません。
当然、凝りや痛みのある場所に鍼やお灸をすることもありますが、皆さんも聞いたことがある「ツボ」や現代的に表現すると鍼灸刺激の伝導路である「経絡」と言われる「気」の流れ道などの反応点に鍼やお灸をすることの方が、結構多いです。
そして、この反応点は患部の近くにあるとは限らないため、結果として肩が痛いのに、脚や手などに施術を行うことがあります。