医学会で発表
汐入整骨院横須賀鍼灸院
院長佐藤です。
先日、日本疼痛心身医学会で症例報告の発表をさせて頂きました。
日本全国から名だたる大学教授や研究者が集まる医学会です。
同業の柔道整復や鍼灸の学会でもまだ発表の大舞台に立つことが少ない身でありながら大役を仰せつかりました。
学会の主旨は、慢性化する疼痛に対し、薬や注射だけでなく心理、社会、実存面から総合的に把握し
基礎医学、ペインクリニック、整形外科、リハビリテーション、心療内科、診療科を超え、さらに東洋医学など多くの見地から集学的に行い、
痛みへの包括的な取組を研究しています。
私は、東洋医学の立場から、現場でどの様に患者様に施術しているか、さらに施術に際し重要な信頼関係や
コミュニケーションについて発表させて頂きました。
本学会の理事でもある永田先生の、「病や障害があったとしても、健康を阻害する要因だけではなく、新しい健康を生み出す要因が必ず残されている。」
というサルトジェニシス(健康創成論)から、患者様ひとりひとりの取り巻く環境や状況を考慮し、その人にとっての健康を一緒に築いていくことを重要視して
施術をしています。その際にとっているコミュニケーション方法を実際の症例とともに発表しました。
人前で話すことに慣れていないので緊張しました。
本記事は、厚生労働省認可の国家資格「柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師」佐藤智一が監修しています